スト5 ダルシム攻略まとめ

スト5 Hitboxダルシム攻略まとめ

スト5ダルシムやhitbox型コントローラーについて

【ダルシム】DidimoKofの対戦動画解説②

読み方はディディモコフ。

前回の動画解説はこちら。

ダルシム使いのトッププレイヤーの一人、DidimoKofの対戦動画をセットプレイとセオリー的な行動の観点で考察、第2弾です。

今回はセットプレイだけで無く「ネタっぽい行動」のまとめになりそうです。

出来るだけ動画見ながら読んで欲しいですが、 特にいいなとか、重要だなと思った項目は「★」マーク付けてますのでそこだけ見るのもアリです。


1:52~ アンビル対空クラカン

1:52〜からの動画はこちら

アンビル対空クラカン→大フレイム→立ち中P追撃
アンビル対空クラカンからのノーゲージ最大をしっかりいれてますね。偉い。



2:06〜 ★画面端から露骨に逃げる

2:06〜からの動画はこちら

被画面端で間合いが離れる→即裏回り低空テレポ
相手の通常攻撃が当たらないくらいの距離に離れたら画面端から低空テレポで即脱出を図っています。
・強引な逃げ方で賛否分かれるところですが、ケンの画面端はかなりきつい部類なので、これくらい露骨に逃げるのも全然アリだと思います。迷ってる間に殺されるのはダルシムあるある。
・このあとの攻防でも画面端からは即脱出しようと「ケンとの距離が離れたらすぐにテレポ」を反射的に行っています。
・画面端でハメ殺されやすい方(ダルシムはほとんどそうかも知れないが笑)には参考になるかと思います。



2:25〜 対空CA

2:25〜からの動画はこちら

・屈伸してて露骨に狙ってますね笑。
・一応説明しとくとこの屈伸は↓↙︎← ↓↙︎←を仕込んでいる為に出ていて、相手が飛んだらPを押すだけでCAが出る準備をしています
・結果は外れましたが相手は肝を冷やしたはずです。



2:54〜 起き上がりゲイル暴れ

2:54〜からの動画はこちら

投げられ→起き上がりリバサ弱ゲイル


・上級者の対戦で割とよく見る光景です。
・投げ重ねへの回答の一つですが打撃が埋まっていれば当然フルコンもらうので度胸とコマテクが必要です。
※上級者は起き上がり1〜2F目にレバー方向4に入るようにして「ファジーガードゲイル」とかやりそうですね。知らんけど。
・ちなみに動画ではケンが前投げ→ダッシュ→投げをやってますが、ダッシュ時点でケン側が-2なので重なってません。



3:00〜 ★テレポ落とされコパ暴れ

3:00〜からの動画はこちら

裏回りテレポ→小Pで撃墜される→立ち小P暴れ
・テレポ落とされてからの暴れは結構アリだと思っています。低ランク帯では特に。
ダルシム戦は慣れていない人が多く、重ねをミスる確率も高いと。

・この動画では、テレポをコパンで落とされたのってこの場面が初めてなんですよね。「こいつはテレポ落としたあと重ねをミスるやつか? 打撃重ねてくるか? 飛び込んでくるか?」を暴れで確認しているとも言えます。
・結果として相手は飛び込みを選択。ダルシム側はそれにも即座に反応して立ち小P連打で対空対応、という感じですね。
・序盤なので相手の手癖を見たい気持ちが垣間見えます。
・ちなみに立ち小P暴れを食らってくれる人なら、立ち小P→合掌キック→中フレイムがカウンターで繋がります。
・ちなみに普通は当然ながらガード安定です。


3:09〜 大Kクラカン最大(起き攻めつき)

3:09〜からの動画はこちら

立ち大Kクラカン→微歩き→屈大P→合掌キック→EXフレイム

Vゲージ回収しつつキッチリ起き攻めの付く最大を入れてますね。偉いです。微歩きが慣れないと難しい。
◆からの起き攻め◆ (EXフレイム)→バックダッシュ→弱ファイア→中スラ→屈大P
前回記事でも触れましたが、またやってますね。他の動画でも結構やってました。



3:26〜 画面端の取り合い

3:26〜からの動画はこちら

・画面端への意識の高さは勝率に直結する要素です。
・このラウンドはケンが取りますが、「画面端から逃さない!」「絶対逃げる!」攻防がわかりやすく展開されます。
・ケンの方も相手を画面端に位置入れ替えするコンボ選択を確実に選択していて感心します。



4:47〜 ★EXファイア→遅らせテレポ

4:47〜からの動画はこちら

EXフレイム→EXファイア→遅め裏回りテレポ→J大P

・この「遅らせ裏回りテレポ」も熟れた(こなれた)技術ですね。
・最速で低空出すとバックジャンプ大Kなどに落とされることがよくあります。はい。私もよく落とされてます。
・しかし敢えて遅らせることで J大K発生後に絶妙に裏回りして殴っています。
・表裏の駆け引きだけでなくタイミングの駆け引きがあるということで、相手は本当に嫌になりますね笑。
・さらに言えば、ここまでの攻防で EXフレイム後にEXファイアを重ねる場面が1回だけあったのですが、このとき相手は前ジャンプ攻撃で対応しているので、「こいつは重ねのファイアにとっさにジャンプしちゃうやつだから、遅らせテレポで大丈夫。後ろジャンプなら落とせるし、前ジャンプなら仕切り直しでリスク無し」という判断ができたのでしょう。



5:16〜 ★弱ファイア始動連携

5:16〜からの動画はこちら


弱ファイア→中スラ→(ファイアガード)→ダッシュ→立ち小K→当て投げ
・この連携は結構使えそうですね。
・恐らくファイアガードのタイミングがキャラの身長により前後するので正確なフレーム消費のレシピとして計算するのは難しいです。
・動画では、立ち小Kがカウンターヒットで+5有利になったため、有利が取れすぎて投げがスカってしまっています*1
立ち小Kを立ち小Pに替えて、カウンター限定コンボを入れ込むのも良さそうです。



7:07〜 ゲイルでEX昇竜スカし

7:07〜からの動画はこちら

・弱ゲイルでリバサEX昇竜をスカしています。画面端以外限定のネタですね。
・ネタというか、ケンの判断ミスかな?
・たしかカゲのEX昇竜も飛び越せた気がします。


7:14〜 EXフレイム→最低空テレポ→中スラ

7:14〜からの動画はこちら

EXフレイム(後ろ受け身)→低空テレポ→中スラ
・中スラ最終持続重ねのレシピです。
・この間記事にしました。
【ダルシム】最速低空テレポのジャンプ〜着地までの全体フレーム - スト5 ダルシム攻略まとめ



8:30〜 起き攻め読み負け

8:30〜からの動画はこちら

EXフレイム→ダッシュ×2→中スラ、が失敗
・前回記事で書いた通り、この連携は通常受け身に持続最終-1を重ねるレシピのため、後ろ受け身にはスカって確反もらいます。
・とは言えとっさに、ちゃんとコンボで返しているケンが偉いですね。



12:04〜 前のめり過ぎの昇り中段

12:04〜からの動画はこちら

J小P昇り中段でスタン狙い
・体力リードが大量にあるので無理をしなくても勝てそうな状況ですが決めに行って、画面端背負って大ピンチになってます。
・わざわざ前ジャンプしてまで狙う場面か?と正直思います。
・ちなみに昇り中段フィニッシュ(スタン)は動画全体の中で、成功5回失敗2回かな? 強い行動であることは間違いありません。が、状況判断大事ですね。



12:55〜 めくり小Kフィニッシュ

12:55〜からの動画はこちら

(画面端)EXフレイム→J中P追撃→キャンセルフロート→前進→J弱K
はい出ました!ダルシム界では割と有名なめくり小K!
このラウンドは開始から最後までダルシムの気持ちいい展開でいいですね〜。毎回こういう試合なら本当に楽しいんだけど。



15:23〜 空対空CA

15:23〜からの動画はこちら

強ファイア→低空テレポ(KKK)→空中CA対空
・はい出ました!ダルシム界ではこれまた有名なファイアで跳ばせてからのテレポ空対空CA!
・ちなみに体力状況的にはここでCAにゲージ吐くのは絶対悪手です。
・ケンのVゲージ溜めに貢献しただけで、この後Vトリ発動コンボから圧殺されています。



17:10〜 低空ゲイルで位置入れ替え

17:10〜からの動画はこちら

・ネタになりそうな動きですが、ゲイルの打点が高いので最速で出てないことは確かです。
・入れ替わり後にコンボを繋げられてないので、本人もびっくりポイントだったんでしょう。
・ゲイルの打点が高く、相手がしゃがんでると裏落ちする? でも有利フレームも取れなくなるし、画面端を背負うことになるので狙うメリットは薄いと思います。



19:27〜 起き上がりテレポ重ね昇竜スカし

19:27〜からの動画はこちら

低空ゲイル→低空テレポ→J中K→リバサEX昇竜をガード→コンボ
ダルシムが通常受け身読みで最速低空テレポ J中K重ねを選択
②ケンが後ろ受け身をしたため①がスカる
ダルシム着地
④ケンのリバサEX昇竜ガード
という流れですね。
・低空ゲイルの有利は通常41, 後ろ46。
・最速低空テレポの全体は46なので後ろ受け身であれば、発生3F暴れをガード出来ます。
・暴れるのであれば通常受け身にすべきだった相手の判断ミスですね



終わりに

いやー書いた書いた。 これで終わりです。
できれば動画見ながら読んでくださいね笑。

解説書くにあたりこの動画を2時間以上かけてコマ送りしたり巻き戻ししたりしながら見ましたが、いちいち言葉にしていく作業を挟むことで新しい発見があって面白かったです。

この戦い方は凡人でも目指せるタイプかな?と失礼ながら思いました。 海外のダルシム使いに多いタイプのような気もします。
餅さんのプレイスタイルは何回か生まれ変わらないと無理ですね。
セットプレイをあまりやらないのに強い。
否、やらないから強い。
ヒット確認の的確さと、通常技の振り方で優位を取る、相手の動きを読む、相手を動かす、センスの塊のような戦い方です。

最近は家の事情でゲームが出来ず、ウデがなまる一方です。はあ。

それでは。

*1:投げの持続は5〜7Fですが、食らいモーションの復帰後2Fは投げ無敵のためこういうことが起きます。