グランドマスターヨーガになりました。
スト5始めて約3年7ヶ月、念願のグランドマスターになれました。PS4時代のアカウントを含めてオンライン対戦の累計回数(ランクマ、カジュアル、ラウンジの総計)を集計したところ22758試合目の昇格でした。
さて、例に倣って「マスター→グラマス」の道のりを振り返ってみたいと思います。
前置き
マスター昇格時の振り返り記事ではメンタルの調整方法について深掘りしました。
しかし、今回は対称的にがっつりゲームと向き合った内容になると思います。
ダルシムに限らず大事なことが含まれると思いますので、スト5やってる人の参考になれば幸いです。
ポイントの上がり方について
マスターが30000LP、グラマスは35000LPです。
マスター到達が2022/1なので約7ヶ月ほどで+5000したことになりますが、マスター到達後の6ヶ月間は26000〜30000の間を一生さまよってました。ぶっちゃけマスターにいる時間よりウルダイにいる時間の方が圧倒的に長かったです。特に泥酔ランクマで4000減らしたのはいい思い出です。
3万から5000上げたのは実質、最後の1ヶ月ほどです。「スパダイ→ウルダイ」「ウルダイ→マスター」昇格時もそんな感じで、LP的に長い停滞期の後に急激に伸びるのがテンプレパターンのようです。成長曲線ってやつですね。
やったこと①防御択の矯正
自分にとって 圧倒的な悪癖である遅らせグラ。
この手癖のせいで、どれだけ体力リードしていてもワンターンキルされることが多かったので本気で矯正に取り組みました。未だに出る時は出ますが、だいぶマシになったお陰で生存率は目に見えて上がりました。
悪癖を矯正するには、新しい手癖で上書きするしかありません。
ということで、防御方法としてどんな手癖を身につけたかと、参考にした動画などを紹介します。
防御方法① ファジーバックジャンプ
今の自分の画面中央で寄られた時の防御択の軸はガンガード・微下がりしゃがみガード・ファジーバックジャンプです。理由はレバーレスだと操作が鬼簡単だからです。すぐできる簡単なことから始めていくのが良いのではないかと思います。
キャミィ、かりんなど固めと投げ択が強いキャラからも逃げやすくなりました。
参考にさせて頂いたのはイヨスケさんの動画です。素晴らしい内容だったので何回も見ました。
ダルシムの場合はジャンプ後に空中テレポ、フロート、ドリルで状況別にケアする必要がありますが、テレポはレバーレスの入力速度なら問題無し。
防御択の大切さはお馴染み格ゲーマーささきさんと、どぐらさんの動画から勉強しました。出来てない人は毎日見ましょう、と言いたいレベルの素晴らしい内容です。
これからはファジーバクステ、遅らせ打撃、微下がり打撃などの択も状況と用途をちゃんと判断して使い分けできるようになりたいですね。
防御方法② Vリバ確定技を覚える
あまりに基本的過ぎていまさら??と思われるかも知れませんが、Vリバーサルを正しく使うのが大事だと思い勉強し直しました。
ダルシムはVトリガーへの依存度が低いキャラなので、画面押されているなら、確定する場面があればバンバン打っていいと思います。
Vリバ確定技を調べてしっかりと打つこと!
お祈りで暴れるより圧倒的に安全に仕切り直せます。それまではガンガードの意識でいれば、基本的に投げしか食らいません。
Vリバを意識するようになったお陰で、上手い人ほどVリバ確定技をなかなか振ってくれず、チクチクと投げと小技で崩しにくる、ということにも気付きました。
印象値ではありますが、ダン・キャミィ・ルシア・さくら・かりん・若是空・ ガイル・ルークなどは画面端の固めがエグいので、しっかり相手の技を見極めてVリバしたいところです。
相手の技次第で安全に切り返せると思うと、心理的にも安心して亀になれます。 まだまだ修行も勉強も足りていませんが、これからも精度を伸ばして行きたいところです。
防御方法③ヒット発動を食らわない
言葉の通りです。まず相手のVゲージを見ること。
Vトリガー発動を控えた状況=対戦のストーリーが中盤に差し掛かった合図と考えます。
どれだけ体力リードしていても、ヒット発動を食らうと起承転結の「転」に強制的に持っていかれるのがスト5ですよね。
ガード発動までなら許すと決めたなら、突進技と前ステ足払いに気を付ける。とにかく気を付ける。具体的には、
・フレーム状況が曖昧な場面でボタンを押さないこと。
・ファジー操作を控えること。
・ガンガードこそ正義。
・ただし対空と確反だけはしっかりやれ。
それだけ意識しても食らうときは食らうので、注意しすぎることはないと思います。
防御方法④ 小スラくぐり(特に画面端)
ダルシムは対空手段が物凄く豊富なキャラですが、その中の一つに相手の前跳びを小スラでくぐって誤魔化すという方法があります。
潜ったとしてもダルシム側が不利を背負うことが多く、ダルシム界では基本的に悪手と評価されることが多いのですが、とっさに咎められる人も少ないため結果的には通る場面が多いのも事実です。(咎めるにはジャンプ攻撃の空振りを考慮して着地に小技を仕込まないといけない)
特に画面端に追い込まれた時に相手が跳んでくれた場合は、普通に対空で落とすより小スラで画面入れ替えをすることで、起死回生の大チャンスになります。
少しずつ出来る場面が増えてきたので、これからもっともっと伸ばしていきたい防御方法です。
やったこと②様子見
ダルシムは全キャラ中最大のリーチを持つため、必然的に「ダルシム対策」を相手に強制する特性を持ちます。
そのため、「相手が持っているダルシム対策の引き出し」を様子見して見極めることに意識の大部分を割くように心がけてました。
相手が何もしなくても焦らない。状況が動かないということは、不利では無い。その時間を使って観察しよう。
すごく単純に書くとこんな感じです。
観察することのゴールの一つは、相手を想定の範囲内の行動に誘導し「後出しジャンケン」をすることです。
ダルシムは全キャラ中それを最もしやすいキャラなのでは無いかと思います。
最後に、どぐらさんのいにしえの一言も置いておきます。
俺も一人前になれたかな……。立ち回りで「様子見する」という行動の強さを実感出来れば一人前です‼
— CAG / Dogura(どぐら) (@maneater_dgr) 2013年9月25日
ダルシムというキャラについて思うこと
ダルシムは「リーチの長い牽制で強制的に試合を動かし、動いた相手を思い通りに捌ければ強い」キャラで、しかも殆どのキャラを捌けるだけの豊富な材料をプレゼントされていると思います。だから面白いんだと。
対戦相手を必死に観察することで、ダルシムというキャラの本質が自分にもようやく掴めてきたかも?と思いました。
相手依存の視点の大切さが見えてくると、益々面白く、やっぱりこのゲームやめられません。
おわりに
これまで色々ありましたが、趣味に寛容な嫁と、コミュニティの仲間、そして何よりダルシムの持つ強さのおかげで大台に乗せることが出来ました。ありがとうございました。
ゲームガチるのにランクなんて関係ねえ!と思いつつ「グラマスダルシム」という響きに憧れてもいたので素直に嬉しい。今後5万LPくらいまで盛れたら「LPなんてものは飾りよ…(ドヤァ)」とか言ってみたいものです。
とりあえず次の目標は5万LPにします。グラマス以降のポイントシステムで1万以上盛れたら、LPが減ることはよほど無いはずなのでLPによって強さの指標が測りにくくなります。つまりそこまで行けば「ランクマというポイントを増やすためのゲームはクリアした」という認識でいいのではないかと思ってます。
わかっている課題は山積み。「基本的なこと」と、言われることが出来るって凄いことですよね。そう思います。自分はまだまだです。
ということで、私のランクマ道はまだまだ続きます。たぶんスト6が出る日まで。
それではまた。