スト5 ダルシム攻略まとめ

スト5 Hitboxダルシム攻略まとめ

スト5ダルシムやhitbox型コントローラーについて

【一回転テレポ】イツキさんの遅らせテレポ解説動画を解説してみる。

こんばんは。だるにっきです。
今回はウォーロードダルシム使いのイツキさんがTwitterに投稿した一本の解説動画について解説したいと思います。

前置き

シーズン5ではVシフトが追加されました。
ダルシムが起き攻めをする時も当然ながら大きな影響を受けています。
シーズン5からダルシムの起き攻めはどう変わっていくのか?どんな変化が求められるのか?その一端を示す解説動画になっています。
示唆に富んでいる内容になっているため、再生時間別に一つ一つ丁寧にみていきたいと思います。


0:00〜0:17

このフェーズの要点は以下の通りです。
・中フレイム後最速低空Pテレポゲイルは受け身両対応の安定択だった。
Vシフトによって無敵技をパナさなくても相手はローリスクで回避できるようになった。

・Vシフトブレイクによって簡単に切り返せる。

・VシフトからCAを叩き込めるルートまである。

結論:相手にVゲージがある場合、ゲイル重ねはシフト安定で崩されてしまうので、フレイム後などの起き攻め状況でJ通常攻撃を重ねる選択肢を選べるようにならなきゃマズイよね。ということ。


0:18〜0:29

このフェーズの要点は以下の通りです。
・中フレイム後低空PテレポJ攻撃重ね(動画だとJ大P)は後ろ受け身に重ならない。(※1)

後ろ受け身に重ねるには「遅らせ低空テレポ」をする必要がある。(ちなみに実際に相手が後ろ受け身を取るかどうか?は完全に読みです)

遅らせ低空テレポをやるにはスペシャルコマンド("→↘︎↓↙︎←↖︎↑↗︎→↘︎+PPP")で低空テレポをするとやりやすい!(二つ目のツイートに記載)

結論:素早く低空テレポを出すだけでは後ろ受け身にJ攻撃を重ねられないので、安定して遅らせ低空テレポが出来るコマンドが便利。それが"→↘︎↓↙︎←↖︎↑↗︎→↘︎+PPP"

(※1)低空テレポに関する物凄く細かい話はこちらを見てね。



一回転テレポコマンド解説

イツキさん紹介のコマンドを仮に一回転テレポと呼ぶことにします。

やり方

見ての通りレバーを前からギュルんと一回転しているコマンドです。

"→↘︎↓↙︎←↖︎↑↗︎→↘︎+PPP"

何故これで低空テレポが出るのでしょうか?解説します。

一回転テレポの仕組み

→↘︎ ↓↙︎←↖︎↑ ↗︎ →↘ ︎ + PPP

◆↑赤字で示した方向キーによって昇竜拳コマンド(テレポのコマンド)が完成しています。細かいコマンドの仕様の説明は省きますが、前要素→下要素→前要素の順の入力が9F以内の間隔で入力されれば昇竜コマンドと認識されます。よってこれでコマンドは出来上がっています。なんなら最後の→↘︎は不要です。

◆コマンドの途中で「↖︎」を経由するため、バックジャンプをします。

◆まとめるとこのコマンドの正体はテレポコマンド前半入力→バックジャンプ→テレポコマンド後半入力→PPPという作りになっています。

動作としてはバックジャンプ低空前テレポという、通常の入力では実現がかなり難しい動きになりますね。

一回転テレポを使う理由

通常の低空テレポは→↘︎→↗︎PPPなどと入力しますが、わざと冗長かつ一回転という体感リズムが取りやすい動作にすることによって、「遅らせ低空テレポ」を安定させようという試みです。いやーさすがです。凄い工夫です。

0:30〜0:40

遅らせテレポをちゃんと出来れば相手の後ろ受け身からの3F通常技暴れは潰しつつ、4F無敵技はガードできる(4F詐欺)よー。という内容です。

0:41〜0:48

EXフレイムを当てた後、相手が後ろ受け身を取る時に低空Pテレポをすると、「裏出現の表落ち」になることがあるという連携です。レシピはこうです。

レシピ

①密着より少し離れた距離で2大P→1中K→EXフレイムコンボをする
②立小Pで適当にフレーム消費
③バックジャンプ低空前Pテレポ(一回転テレポ)
④タイミングが合えばPテレポなのに、表にダルシムが出現する

という感じです。
ポイントは③でバックジャンプ低空前テレポしないとこの現象が起きない点です。超マニアック!

簡単レシピ

このレシピは2大Pの距離感からしてかなりシビアなので、もっとカジュアルにこの現象を再現したいのであれば、
①低空テレポJ大P→2大P→EXフレイムコンボをする
②バクステ
③普通に最速低空前Pテレポ
④J中K重ね
でも出来ます。やってみましょう。

0:50〜おわり

ゲイルではなく、通常J攻撃重ねであればVシフトブレイクされてもこちらもVシフトで切り返せるよという内容ですね。相手のVシフト→CAは当然ガードが間に合いますし、テレポで回避も出来ます。

まとめ

いかがだったでしょうか。
自分はヒトボ使いなので無縁かと思いましたが、この入力方法を再現しようとすることで、本当に遅らせ低空テレポからの重ねの成功率が上がりました。
よってレバーでもパッドでもヒトボでも応用できると思います。
この一回転テレポ、実は後ろ受け身だけではなくその場受け身にも効果を発揮します。その内容についてはまた次回まとめますね。
今シーズンはダルシムにとって正に冬の時代になりますが、出来ること増やして何とか頑張っていきましょう。

分からないことは本人に聞いてもいいと思います!(フォロワー3000人達成おめでとうございます㊗️)

それでは。